ご挨拶

吉田仁秋

第41回日本受精着床学会総会・学術講演会

会長 吉田 仁秋

(医療法人翔仁会 仙台ARTクリニック 理事長)

このたび第41回日本受精着床学会総会・学術講演会を2023年7月27日(木)、28日(金)の両日に仙台にて開催する運びとなりました。仙台での開催は第25回(2007年)大会に東北大学農学研究科の佐藤英明前教授が会長を務められて以来となり、その責任の重さを痛感し、皆様のご期待に応えられる様、身の引き締まる思いです。また、前回第40回大会は杉山産婦人科 理事長 杉山力一先生がコロナ禍でのハイブリット開催を実現され、諸々思慮され盛会裏に終えられましたことに大変敬服した次第です。

さて、第41回の開催テーマは「ART2023変わらぬ路(みち)と新たなる歩み-保険診療のステージへ-」と題し、これまでの貴重な経験を踏まえて新たな研究や臨床を構築していくという理念の基に発案しました。2022年4月より不妊治療が保険適用となり、患者・医療者の双方にとって様々な困惑があった事と推察致します。しかしながら、時間の経過と共に新たなステージにも少しずつ慣れ、診療も当初より徐々に効率的になっているものと考えられます。そこで今回の保険適用の経過を踏まえ、皆様の様々な工夫や今後の課題について、さらに基礎研究や臨床等トピックの粋を集め、多いに議論を深めて頂きたいと思います。

7月の仙台は大変気候も良く、また海の幸、山の幸が豊富で新鮮な食材を堪能でき、さらに近隣の「日本三景 松島」への観光もお勧めです。

依然、感染症の流行状況が見えない日々ではありますが、原則現地開催を念頭に、様々な研究や学術講演、さらに皆様に楽しんで頂ける様な企画をご用意致しますので、是非仙台の地で皆様とお会いできます事を心より楽しみにお待ち申し上げます。

2022年11月

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